開催されている藤子・F・不二雄先生の記念原画展
ジオラマファンというと、なんとなく「古い趣味を持ってる人」というイメージを持つ人も多いかもしれません。
ところが、ジオラマの歴史が古いだけで、現在でもジオラマ作りにチャレンジしている人が多いのです。
有名人の中にもジオラマファンは多く、例えば「ドラえもん」や「キテレツ大百科」などで有名な藤子・F・不二雄先生は、熱烈なジオラマファンだったことで知られています。
川崎市多摩区にある藤子・F・不二雄ミュージアムでは、生誕90周年を記念とした原画展が2023年から開催されています。
そんな同原画展でも、藤子・F・不二雄先生が大切にしていた鉄道模型が展示され、話題を呼んでいます。
企画展は3期に分かれており、2024年の10月下旬まで展示されていますので、興味のある人は一度訪れてみるのも楽しいものです。
原画展では、藤子不二雄短編作品「四畳半SL旅行」に登場する鉄道模型のモデルになった模型も展示されていて、ファンにとっては見逃せない機会です。
鉄道模型が好きだった藤子F不二雄先生
藤子・F・不二雄先生は恐竜やアンモナイトなどが好きだったとともに、鉄道模型のファンだったことでも有名です。
鉄道模型を夜中まで修正する藤子・F・不二雄先生の姿は、同ミュージアムの代表で娘でもある水野地子氏によっても詳細が紹介されています。
藤子・F・不二雄先生は実際にNゲージを走らせることもあり、ジオラマを最上の趣味として楽しんでいたことが知られています。
代表作である「ドラえもん」にもジオラマについての描写が出てくるので、藤子・F・不二雄先生のファンなら、ぜひ同氏とジオラマの関係についても研究しておきたいところです。
藤子・F・不二雄ミュージアムへのアクセス
藤子・F・不二雄ミュージアムは、日本が誇る漫画家、藤子・F・不二雄の全貌を知るためには欠かせないスポットのひとつとして人気があります。
神奈川県川崎市多摩区にある同ミュージアムにアクセスするには、登戸駅からの直行シャトルバスを利用するのが便利です。
シャトルバスは10〜15分の間隔で運行しており、所要時間は約9分、乗車料金は大人が220円、小児は110円となっています。
また、向ヶ丘遊園駅(小田急線)または宿河原駅(JR南武線)からなら徒歩でのアクセスも可能です。
ミュージアムの入場券はオンラインでも購入できるので、観光などで立ち寄る予定の人は、あらかじめ購入しておくのがおすすめです。
入場料金は大人・大学生が1,000円、高校・中学生が700円で、完全日時指定制になっています。
ミュージアムに直接行っても、チケットを購入することはできませんので注意しましょう。
なお、3歳以下の幼児は入場無料となっています。