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自然光を使って撮影する

曇り空

スマートフォンやSNSの台頭によって、ジオラマはもはや作って楽しむだけのクローズドな楽しみ方にとどまらず、撮影して共有する楽しみが新たに追加されました。実物にいくら自信があっても、撮影がそれを台無しにしてしまうこともあります。

今回は、自然光をうまく利用してジオラマを撮影するポイントをご紹介します。

天気を細かく調整する

自然光を最大限に活用した写真を取る場合、ジオラマを外に持ち出しての撮影となります。
ですから、天気にとても左右されます。大事なジオラマですから雨の日はもってのほか…と思うかもしれませんが、ジオラマの種類によっては、雨のときのどんよりとした雰囲気がマッチする瞬間があるので、固定観念は禁物。

ただ、基本的には雨が降っていない日を選ぶといいでしょう。晴れといっても快晴・晴れ・曇りで明るさが変わってきますので、ぱあっと明るい雰囲気で取りたい場合は快晴、ソフトな写りにしたい場合は曇っているタイミングを狙ってみましょう。

時間帯でもがらりと変わる

天気も重要な要素ですが、自然光を生かす場合は撮影する時間帯も大切です。

なぜなら、撮影するタイミングによって影の写りこみが変わってしまうからです。もちろん、撮影場所を工夫すれば多少はコントロールができますが、朝には白っぽくクリアな光、昼にはほとんど影が生まれない強い光、夕方に近づくとうっすら赤みがかったノスタルジーな雰囲気を演出できるので、ぜひ時間帯にもこだわってみてくださいね。