イケてない写真になる理由
スマホで撮影したジオラマが「イケてない」と感じられる理由はいくつかあります。
次に挙げることに心当たりはないでしょうか?
まず撮影するにあたって、その写真で何を伝えたいと思っていますか?
具体的に「こう見せたい」という目的なしに撮影していると、スマホでもカメラでも仕上がりが今ひとつパッとしなくなるのは仕方ありません。
それを前提として、被写体の配置場所、日光や照明などについて深く考えずに撮影しているのがイケてない写真になってしまう理由でしょう。
逆に言えば、上記のポイントを意識して撮影すれば、今よりずっとイケてる写真になるということです。
特に難しい技術など必要なく、心がけ次第で改善できることですので、詳しくは以下のイケてる写真にするコツを参考にしてください。
イケてる写真にするためのコツ
ジオラマを撮影するということは、スマホを構える前に何か思いがあってのことでしょう。
その心の動きに注目してください。
具体的に何を思って「撮りたい!」と思ったのでしょうか。
たとえば、ジオラマのどの部分を見せたいと思ったのかを確認するだけでも、フォーカスするべき部分が明らかになります。
できあがった写真を見る人も、そうやって撮影された写真から、撮影者がどこを見て欲しいと思って撮ったのかが伝わるものです。
これは特に難しいことではなく、人はピントが合ったところに自然と目が向いてしまうからです。
したがって、まず一番伝えたいポイントにピントを合わせることを意識しましょう。
スマホならピントを合わせたい部分をタップすれば自動で合わせてくれます。
ジオラマ全体を見て欲しい場合は、ジオラマ以外の情報が写真に写り込まないように注意しましょう。
ジオラマ自体はどんなにイケていても、部屋の一部が入ってしまうと途端にイケてなく見えるものです。
無地の背景を用意して、それをバックに撮影してください。
次に、被写体をフレームのどこに配置するかを考えましょう。
初心者だとわかりにくいポイントですが、スマホのカメラには「グリッド」という機能があります。
これを使うと画面の縦横に線が表示されるので、その線上や線の交点を目安に被写体を配置してみてください。
これを意識するだけでまとまりのある写真になります。
最後に、光の当て方です。
日光であれ照明であれ、光の被写体への当たり方によって写真の印象がまったく異なります。
光の当て方とは要は影の作り方なので、撮影する際にどんなふうに影が出ているのかに注意してみてください。
影が強すぎると感じるなら、被写体のそばにプラ板や白い紙を置くのがおすすめです。
また意外と見落としがちですが、スマホを構えたときにフレームのなかに自分やスマホの影が入っていないかよく確認しましょう。