ジオラマを撮影しよう
ジオラマは、持ち主にとっては大事な一品です。
本物のように細かくリアルに作り込まれたジオラマは、撮影しがいのあるアイテムであることからも、時にカメラで撮影を行うシーンも出てくるでしょう。
写真の撮影においては、テクニックを上手に活用するのとしないのでは写真の撮り映えにも大きな違いが出てきます。
写真の撮り方を理解していないと、上手に撮影をしたいと思ってもシャッターを切って写った写真は満足のいくものにすることができないでしょう。
そこで、ジオラマを撮影しようとするのであればまずは写真撮りのテクニックについてを学びましょう。
テクニックを身に着けることで、より魅力的な写真の撮影が可能となるでしょう。
ボケを上手くコントロール
写真を撮る上で大きな影響を与えるのが写真のボケです。
ボケをどこに与えるかによって写真の仕上がりには大きな違いが出てきます。
広範囲をぼかすのか、ぼかす範囲を狭めるのかそれは被写体や撮影者の好みになります。
例えば、絞りを開放側にするとピントの合う範囲というのが狭くなります。
この状態で撮影を行った場合は、奥行きや立体感などを感じることができる写真になります。
逆に、しっかりと細部まで綺麗に撮影をしたいという場合は絞り込むことによって全体にピントを合わすことができるようになりまっす。
この技術を活用すると、ピントの合う範囲が狭い状態よりもより撮影物が詳細に分かるように撮影することができるようになります。
絞りを開放すると
写真のボケ具合の適切な度合いというのは、撮影者の好みや目的によって変わってきます。
まずは試行錯誤して適切な度合いを探してみるのが良いでしょう。
基本的に模型やジオラマなどの実際は大きな物であるもののミニチュアを撮影する場合はボケを強調した方がミニチュア感を強く出すことができます。
絞りを開放することによって、撮影をしたときに被写体の前後がやわらかい感じにやわらかくぼかすことと、奥行きを出すことができるようになります。
それと同時に、被写体のミニチュア感が色濃く出てきます。
逆に絞り込むことによって細部を見せるように撮影する場合、撮影物の背景のディテールまでしっかりと現れます。
開放するときよりも、シャープな印象を感じる写真になるとともにミニチュア感がなくなり本物のように見えることもあります。
露出補正によって明るさを調整する
写真をより良い感じに仕上げるためには、露出補正を上手く使うことによって明るさを調整することも必要です。
たとえば、被写体や背景が白だったり明るい色のものの場合はプラス補正にし逆に黒や暗い色のものはマイナス補正にするようにしましょう。
例えば、白い被写体を白い背景で撮影した場合写真の全体がグレーっぽい暗い写りになりイメージと変わった印象になってしまいます。
イメージ通りの明るい写りに撮影することができます。
逆に黒い被写体を黒い背景で撮影すると、どうしても黒い部分が明るく写ってしまうようになるため黒い部分がグレーっぽい写りになってしまいます。
そこでマイナス補正にすることで、黒い部分をくっきりと写すことができるようになります。