ジオラマに興味があっても、最初のうちは「どんなものを作ろうか」と悩むことも多いかもしれません。そういう時には、お題であえて制約を課してイメージのとっかかりを掴む方法が有効です。
「必ず使うもの」をあえて決めてみる
作りなれてくるとむしろ「作りたい時間が足りない」と感じることもありますが、最初のうちは1つか2つ制約を課して作るのは練習としても最適です。
例えば、「照明」を使ったジオラマを作ってみる、とあえて制限をかけるのです。照明は扱いこそ難しいですが、これまでとは違う幻想的な情景を生み出せるアイテムです。
いくつか小さいジオラマを作成した後のステップアップとして、挑戦のしがいがあるお題の一つです。
ワクワクする情景を探そう
「照明を使う」というように、1つだけお題を課すと、無意識に自分の趣味が投影された作品が出来上がってきます。作品を見て、自分がどんな情景に惹かれるのかを分析するのもいいでしょう。
例えば私の場合、1970~1990年代の街に魅せられていて、基本的にそういう情景ばかり作成します。そのような街のジオラマを見るだけでワクワクして、作らずにはいられないからです。人によってはファンタジーな世界や、ゲームの世界を模してジオラマを作る方もいらっしゃいます。
お題に挑戦してみて、自分が心惹かれる情景を探してみてくださいね。